ミスタートンの思い込み

ミスタートンが、日々の思ったことをぼやきます。愛車については語ります。

西国三十三所巡り 高市郡編

不要不急の外出は自制せよというお達しがなかなか取り下げられない状況が続きます。

コロナが蔓延して1年。人々は学習し何を恐れればいいのかということをなんとなく理解できるようになってきました。コロナ対策・エチケットそれを守りつつお出かけする人も増えてきていると思います。

などと、私の外出を正当化して西国巡礼をしてきました。

今回は、飛鳥ロマンあふれる高市郡高取町と明日香村にある6番札所壺阪山南法華寺壺阪寺と7番札所東光山龍蓋寺岡寺へ行ってまいりました。

家を出て最初に寄ったのがここ

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奈良の有名な団子屋さんです。私が店に入ったときは誰もいませんでしたが、すぐに5人ほど並びました。

最初の目的を達成し、岡寺に向かいました。

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ここは日本最初の厄除けのお寺だそうです。もう大厄も終わったのであまり関係ないですけどね。ちなみに男は61歳にも大厄があり85歳で終わりみたいです。女性は63歳で終わりとのことです。なんだかなぁ・・・。

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当然池もあります。そして梅も咲き始めています。

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そして、岡寺から割と近くに石舞台古墳があります。そこに行きたかったのですが駐車場が狭く止めることはできませんでした。周りを走らせているとちらっと見れたのでそれで終了。

歴史に授業で習う聖徳太子と関連の深い蘇我馬子のお墓とされています。馬子の孫?の入鹿が暗殺されたことをきっかけに大化の改新が始まっていくんでしたっけね。

残念ながら石舞台古墳は近くで見れませんでしたが、これまた割と近くに高松塚古墳があります。こちらは飛鳥美人といわれる女性の壁画で有名ですね。本物は見れませんが復元したものは見てきましたよ。お金も払ってね。

でもここで結構歩いたのでキトラ古墳は見に行きませんでした。すぐ前は通りましたが。

この辺りは、狭い範囲に史跡が集まっており、レンタサイクルで廻るのを奨めているようでした。おしゃっれぽいカフェなんかもありました。

次は、壷阪寺。

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ここは眼病封じで有名なお寺です。拝観料は少し高めでしたが、仏像や資料などは結構近くで見せてもらえました。ご本尊も写真撮影がOKでした。

眼病封じのお寺なんですが、境内ではなく山内に日本初という養護盲老人ホームがありました。また舛添要一さんの名前が入った灯篭もありました。

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本堂のからチラッと見えたもの。たくさんのひな人形です。ひな祭りのイベントがあるのでしょう。

またここの池は見つけるのが難しかったです。

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この壷阪寺からさらに上がっていくと高取城跡があります。滋賀県観音正寺(湖東の旅 一日目 - ミスタートンの思い込み)とよく似ています。どちらのお寺も険しい山の上にあり、さらに高いところにお城があったんです。わたしなら一日通勤しただけで嫌になります。

これで本日の目的は達成。時間もあったので吉野の方へ向かうことに。途中道の駅で柿の葉寿司をいただく。

吉野での目的地は金峯山寺(きんぷせんじ)です。

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修験道の総本山ですね。

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 遠くから。

金峯山寺から歩いて吉水神社へ。

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ここは小さな神社ですが、由緒あるところでした。まずは源義経が頼朝に追われ巴御前とお別れをした場所とのこと。

また、鎌倉時代から室町時代にかけて南北朝時代というのがありました。その南朝の行宮(仮の御所)となったそうです。

神社にお参りするとき2礼2拍手が普通ですが、ここには17の神様がおられるそうで2礼17拍手するとのことでした。

金峯山寺まで車で行くには細い道を上がっていくのですが歩いてみてわかったことは、道は山の稜線にあり 道の両サイドとも崖でした。道沿いの建物の裏側からは反対の山まで桜の木が見渡せるようになっています。

桜の時期だとまず車では来れないでしょうね。

分かりにくいかもしれませんが道からのぞき込むと

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道沿いの建物の裏は

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酔っぱらって歩いてこけたらえらいことになります。

道中、いろいろと道の駅がありました。どこも結構人が多かったです。

奈良県吉野川周辺は、結構フルーツがおおかったです。明日香周辺なら今が旬のあすかルビーなどのイチゴ、吉野周辺では木工品と陀羅尼助。五條を抜けて戻ったのですが、そこに行くと柿。はるみなどのミカンもどの道の駅でも多かったですし、今時期ではないですが梨も。

柿といえばこんな道の駅にもよりました。

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実はここ以前にもよったことがあるのです。(最初の第一歩 - ミスタートンの思い込み)

槇尾山施福寺から粉河寺へ向かうときに。その時はコロナの第一波、そして雨ということもありガラガラでした。

カーナビで1時間40分かかるのが、グーグルマップでは40分ほどで行けるということでしたが、カーナビも地図を更新したので今回はカーナビがこの道を案内してくれました。

今回は逆の道を通り奈良和歌山から槇尾山に向かいました。槇尾山は3回目。2回目は、ブログには書いていませんでしたがGWに行っていました。その時は、コロナ対策初期できたので閉山していました。

「お寺は開いてないけど、上までは登れるで」と言われたので、登ってみました。

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シャガというきれいな花が咲き乱れており大変良かったのですが、車で登れるところまで登るという前提の上で、西国巡礼ではこの槇尾山がもっとも駐車場から本堂までの道のりがしんどいといわれています。ちゃんと登れば長命寺とか圓教寺の方がしんどそうです。

3回目の今回、槇尾山施福寺に着いたのが15時43分。看板を見ると冬季は16時までしか御朱印を受け付けないそうです。ご丁寧に「時間厳守」と書いています。

さあ大変。

駐車場から正門まではかなりきつい坂道。それを超え石段。行程は八丁で約800mちょっと。圓教寺は18丁でした。

何とか間に合うようにとこの一年ぐらいで一番頑張りました。が、中ほどで足が動かなくなりました。私は御朱印は集めていないので、まだ余裕のある友人に先に行ってもらう。

私が本堂前に着いたのが16時10分にはなっていないぐらい。友人は5分ほど前に着いていましたが、完全に本堂の入口は閉まっていたとのこと。本堂は閉まっているので御朱印どころかお参りもできず・・・。

少しぐらい余裕をもってくれてもええやんか・・・。

ここは入山料を取らないので仕方ないか・・。もし払ってたら御朱印だけ書いてほしいとか言えるのですが・・・。

必死の25分でした。疲労感で帰りの足取りがめちゃくちゃ重い。駐車場に戻り案内の看板を見ると所要時間40分とある。ああ、頑張った頑張った。

一番の難所・・・・

また来なあかんのか・・・・

さすが難所・・・ある意味

次は、高野山のお参りもかねて行こうかな。まさか3回も上ることになろうとは。

 

追伸 サブウーファーちゃんと鳴っていましたよ。