ミスタートンの思い込み

ミスタートンが、日々の思ったことをぼやきます。愛車については語ります。

第二歩目

3月14日の書き込みの出来事の翌日の日のことなんですが、ずいぶんと書くのが遅くなりました。行った日付は3月1日のことです。

この日も西国札所巡りをすることになりました。桜が咲くころは京都の人も多くなるだろうということで(このころはまだまだ考えが甘くコロナもすぐに収束すると思っていました)今のうちに行こうと。

さすがは京都!清水寺を筆頭に札所がたくさんある。地図で見ていて「これなら歩いて回っても面白いのでは」と思い歩いていくことに。

とはいっても近くまでは車です。京都市内でも観光名所の多い東山区より山を一つ越えた山科区の方が車が安いだろうという小賢しい知恵を働かせ、まずは山科区ある番外の元慶寺へ。予定では

元慶寺清水寺六波羅蜜寺→観音寺 と回って、車で移動し中京区にある頂法寺行願寺を回れればと思っていました。

最初の目的地の元慶寺葛井寺のように分かりにくいところにありました。小さなお寺で「やっぱり番外なんだなぁ」と思っていましたが、庭はきれいに整備されており御朱印を書いてくださる方もいらっしゃいました。そして参拝者もちらほらといらっしゃる。

そこで清水寺まで歩いていくにはどうしたらよいですか?尋ねると、丁寧に教えてくださいました。

そこで通ったところがここ↓

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幽霊が映ってませんかねぇ(笑)

このトンネルの左側は国道一号線が走っており、歩行者は通れません。ので昔のトンネルを利用しているのですが、普段使いでここを利用する人はいなさそうです。ごみは捨ててありますけど・・・

ここを抜けて地図を何度も確認する。その中で気になる場所がありました。

将軍塚。

実は私の勘違いで私が思っていたのは将門塚でした。しかし、8世紀末に桓武天皇平安京の鎮護のために作ったとの事。たいへん由緒ある場所でした。

で、そこに行きたくなり地図で見たらまあ近いかなと思い行くことにしました。

京都市の斎場や阿含宗の建物もあり道は舗装され広いのですがとても東山区山科区の間の山とは思えないようなところを歩きました。しかし道路は車も多く危ないし面白みに欠けるなと思っていたら山の中に入れる道がありました。「まあ迷っても京都市内。下に降りれば何とかなる。」と思い入ってみました。やっぱり山道の方が雰囲気は出る。しばらくすると駐車場に出ました。そこから将軍塚はすぐ近く。看板を見ると京都一周トレッキングコースなるものがあるらしい。なるほど。

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山上公園からの景色です。

将軍塚は天台宗青蓮院門跡 青龍殿というところにありました。

門跡ですから、どこかが新しくいろいろ建物を作り直したようでとてもきれいに整備されていました。

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枯山水というのでしょうか。庭です。

そして本殿。その建物、どかで見たことがある。

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武徳殿だ!

朱印をしてくれる人に聞くと平安神宮の近くのものではなく、北野天神の近くにあったものを移築したそうです。そういえばかなり小さいもんね。

ここはこれでは終わらない。以下を見てください。

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 本殿裏の舞台と展望台の二か所から京都市内を一望できます。これはすごかったです。

ここからは、知恩院さんへと向かう山道があるそうなのでそれを利用して下っていきました。しかし、この遠回りはかなり体力と時間を奪いました。

知恩院さんから八坂神社そして清水寺へ。清水寺は、コロナなんてものともしないたくさんの若者が来ていました。中国人観光客はほとんどいないはずでも

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こんな感じです。参道のお土産物屋さんのところはもっと多かったですが、普段に比べたら少ないのでしょう。人ごみの嫌いな私はこれでもしんどかったです。観光客の8割は25歳以下の若者。そのうち3割が着物を着ていた。

起伏の多いコースですのでかなり疲れていました。でもまだ少なくともあと二つ回らないと・・・

次は六波羅蜜寺清水寺から五条方面にくだり少し行ったところにありました。ここも小さなお寺でした。

時間は午後3時過ぎ、もうそろそろ帰ろうかなという気になっていました。次は今熊野 観音寺 新那智山という山号ですし周辺の地名も今熊野ですから、熊野の那智山と何かゆかりがあるのでしょうか。

六波羅蜜寺からここは距離がありました。喫茶店で休憩した後お寺に向かうと上り坂。そして道を間違える痛恨のミス。道を尋ねた人には大通りまで戻った方がいいよと言われましたが、思い当たる道があったのでそこが間違っていれば帰ろうと思い進んだら正解でした。写真は撮ってませんが、ここも山深い。とても京都市内には思えない。

地図で見たらここから山を越えれば最初の元慶寺に近いはずなのですが、もうそんな足は残っていない。公共交通機関を使いもどりました。それとて知らないところ。グーグルさんも案内してくれるがいまいち頼りにはならない。案の定少し間違えながらようやく車を止めていたところへ。

つかれました・・・