泳ぎに行くつもりが
暑いです。泳ぎにでも行きたいのですが、コロナでイベントなどはなし。
でもテレビで片男波で泳いでいる中継を見て、水につかりたくなりました。単独なら行けるだろう。
海はいろいろたいへんですので、川へいこう。お盆期間中は自粛中とはいえ多いだろうと予想し仕事の休みを変更し、今日行くことにしました。
目的地は日本一美しいともいわれる銚子川。
そんな計画を立てたときにたまたまBSのNHKで見た熊野灘(三重県の沖の海ですね)の特集がありました。そこで尾鷲の小さな漁村というか集落に伝わるあぶりという食べ物が紹介されていました。
小魚を串にさして燻して燻製のようにするんだそうです。銚子川からそれほど離れていないしそれも買おう!ということになりました。ただ、テレビで紹介されたばかりだからあるかどうか・・・
調べてみるとネット販売もしていますが、尾鷲市周辺のお店でいくつか取り扱っている店もあるみたいですので探してみよう。
片道200㎞以上。なかなかの長旅です。が、出だしからつまずき家を出たのが10時。
近畿自動車道→西名阪→東名阪→伊勢自動車道→紀勢自動車道と乗り継ぎ、最初の売っている可能性のある紀北PA始神テラスに。昨晩少し睡眠が足りなくて道中きつかったです。残念ながらここにはない。
次は道の駅海山。ここは銚子川のほとりにあります。でもここにもなかった。始神テラスでもそうだったのですが、干物がたくさんありました。さば・かつお・さんま・あじなど。みりん干しが多いです。
ここで昼ご飯を食べましたが、その日の干物盛り合わせ定食をチョイス。みりん干しがうまかった。
ご飯は大盛りです。計980円なり
昼食後銚子川に向かいましたが、一人ではやっぱり恥ずかしくなり泳ぐのはやめました。
次は泳ぐぞ!
ということで、目的はあぶり探しに変わりました。次は尾鷲市内にある魚専門のお土産物屋さんおととへ。
結構大きなお店。鮮魚の取り扱いもある。そして干物が多い。尾鷲は干物が名産なんですねきっと。ぶりやびんちょうマグロもよく獲れるのかな。
干物はたくさんありましたが、あぶりは見つかりませんでした。仕方ないのでサバ・ぶり・沖ボラのみりん干しを買いました。
精算時に念のために「テレビてやっていたあぶりはありますか?」と聞くと、「ありますよ」というお返事。
ついに見つけました。
これは、小さいサバです。大きさは薬指ぐらいでしょうか。厚みもないです。開封してそのまま食べるそうです。
目的を達成し、ちょっとしんどいのもあったのですぐに帰ることにしました。帰りは高速代節約のため山越えで西名阪か南阪奈ぐらいは乗ってもいいかなと。
帰りは、熊野まで南下しそこから42号線169号線と通って帰りました。南に下っているときにこんな景色が見れました。
山の上のほうがえぐれています。大きながけ崩れが起きたのでしょう。グーグルマップの航空写真でもがけ崩れで土があらわになっているのを見て気になっていました。この辺りは特に雨の多いところですのでよくあることなのかもしれませんが、いやなものです。
169号線、橿原市から吉野川を通り川上村そして北山村まで行くのですが、実は20代の時にテント積んで自転車で2度ほど来たことがあります。20年以上前の話ですね。その時は行き違うのがやっとの狭い道もありましたが、今は大きく変わっていました。トンネルも増え車の速度も速くなっているので、今自転車で行くと怖いだろうなあと思いました。
温泉施設のあるお土産物屋&食堂。今は道の駅上北山になっていました。ここの近くにテントを張ったり食事をした思い出のあるところです。
今はおみやげ物はなくなり食堂はなくなりデイリーマートが中に入っているそれも暗くてさびしい。
熊野市の42号線にも道の駅きのくにというのがありましたが、そこは閉鎖していました。こっち方面はさびれており寂しい限りです。
そりゃあ20年ですからね。168号線十津川方面はどうなんでしょうかね。あっちはそれなりに観光名所がありますからねぇ。