ミスタートンの思い込み

ミスタートンが、日々の思ったことをぼやきます。愛車については語ります。

餅は餅屋

私はお茶やコーヒーをゆったりと落ち着いて飲むのが好きです。今は調べれば何でも載っているので、まあそれなりに淹れ方なども調べました。

違いの分かる男になろうと思いコーヒーをブラックで飲むようにしましたが、インスタントとの違いすら確信をもってわからない程度です。

それでもやっぱりドリップコーヒーはおいしいなと思ってしまいます。豆の産地銘柄なんかは分かりませんが。

最初は、コロンビアやキリマンジャロなど単一の産地のものを飲んでいました。生豆から炒ったこともあります。でもよくよく考えると「プロが高い金を出した機械で炒ったものの方がおいしいに決まっている」という考えにようやく至り、最近はブレンドも飲むようになりました。

なかなかゆっくりとコーヒーを入れる時間もなく、やらなければいけないことも多いです。もっともその原因はだらだらとゲームをしているからです。

どれを見ても結局は買ってきた豆は「できる限り早く飲め」と書いています。私は半年以上飲みきれていません。全然だめです。

前置きは長くなりましたが、今回はお茶。茶道には煎茶専門の流派があるのをご存じでしょうか?私も知らなかったのですが、中国の飲茶みたいな感じなもののようです。

どんな道具を使うのだろうか思い調べてみましたが、よくわかりませんでした。でも以前から急須がきになっていたので、ちょっとネットで見てみました。

急須は、常滑焼がいい!みたいなことが書いてある。常滑焼も急須造りには少し力を入れている様でした。常滑焼の急須を見ていると気になる文字がありました。それは「セラメッシュ」。

茶こしの部分を陶器・磁器で作っているのですがその目が細かいのです。

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こんな感じです。金属を嫌う人もいらっしゃるとかで、ここにこだわっている感じがしました。高級なものは「ささめ」と言って、さらに穴が細く厚みの薄いものを作るっている様です。これはちょっと驚きました。

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私の買ったものです。内容量は200㏄。小さめです。ものすごく薄い造りです。常滑焼は朱色やオレンジのものが多かったのですが渋めのこの色にしました。

常滑焼の急須のもう一つのこだわりは蓋。被せるときに吸い付くように収まります。蒸気漏れを少なくしてよく蒸すことができるように注ぐときに蓋から漏れないようにとの事です。これも感心してしまいました。100均ばかりじゃあかんなぁ。

このものすごく薄い作りの急須、ピンと張ったギターの一番細い弦のようなイメージです。100均で買った急須とこつんと当たった時に簡単に柄の部分が欠けてしまいました。

お茶を入れるのには困らないところでしたが、欠けた部分も少なかったので接着剤でくっつけときました。ちょっとショックです。