ミスタートンの思い込み

ミスタートンが、日々の思ったことをぼやきます。愛車については語ります。

とにかく出稽古 2019

出稽古は続きます。

京都学園にお邪魔した翌日6月30日は、宝塚で体重別の試合。

錦は、2年生ながら実力者のS君と準決勝で対戦。先手を取りながら慎重に戦うことができ中盤小外刈りで技ありを奪う。

しかし、守りに入った瞬間にコントロールすることができなくなり、もろい柔道になった。場外に追い詰められ安易に回り込んだところを内股で一本負け。通常の試合なら回り込まないと場外指導が来ていて累積2つ目の反則だろう。きっと3個目も早かったはず。残り13秒だったそうですが、まだ受けが弱いし試合をコントロールすることができていない。判定はないけど指導差で勝つのは難しいなあ。

他の軽量級軍団は2回戦ほどで敗退。強いところは来ていなかったが、1・2年生主体なので上出来。

81㎏以下級で出た友海は虎丸との対決を制し決勝へ。相手は奇しくも大阪予選の一回戦の相手。レベルの高い大阪市予選の優勝者との事。

身長が高くMT勢からしたらうらやましい体格。しかし友海の払い巻きが何とか決まり一本勝ち。当然相手は次回までに対策をしてくるだろう。厳しい相手だが頑張らないといけない。

重量級は、琥次郎・誠ともに同じ相手に負ける。二人ともこれといった目立つ技がなく体格だけで戦ってきたので接戦にはなったが、相手の方が少し力が上でした。その相手も決勝では桂の田中君にうまいことさばかれていた。少しでもあんな動きができればもっと変わるのに。組んだだけのパワーならほとんど差なんてないのに。

女子は、麗のみ出場。

初戦は、桂の選手に苦戦。ほとんど差のない僅差勝ちを納めると決勝まで進出。決勝はOさん。組めるところもあったけれど完敗でした。

ボディーパワーやリストや肩関節の力が強く強い技もはいれるが力が入りすぎているため組手がうまく素早い選手や技だしの早い選手に弱い。技も受けも淡白で気持ちが切れるのも早い。接戦になったらなかなか勝てないし、強い相手になると極端に弱くなる。

精神面も受けも攻撃ももう少し粘り強くなってくれたらかなり強い選手になるはずですが、自分の気持ちを優先させてしまいます。練習も手を抜くことなく自身に厳しく行っていますが、とにかく人のいうことを聞こうとしない。いつも自分本位。

このままだとあまり強くならないかも知れない。それでも持っているものが違うので強くなるかもしれませんが。

最近は声をかけても何の反応もないし、練習以外の態度も悪い。かなり嫌われているのは分かります。これが最近の悩みの種。怒っても効果はなさそうだし。

さて

昨日は、前回から参加させていただいている滋賀県の強化練習会へ。

誠は熱。友海は病気。煌三郎は体調不良、亮太も熱。百佳・好花は体力不安。前日の練習を熱で休んだ錦は復活するも少ししんどそう。ここから出稽古完全復活となった優良は朝出会った時から体調悪そうで案の定午前中はリタイア。

この日の朝にはショッキングなニュースも流れたし・・・。

虎丸は極端な防御をする柔道は少なくなってきた。まあまだ通用はしないですが・・・。

琥次郎は間もなく最後の全中予選を迎えますが、この2年と数か月で何が変わっただろうか・・・・。何も変えてやることができなかった。この日も含め最近の練習をみてつくづくそう思います。体力と力はつきました。でも本当にそれだけです。人それぞれが持っているものや成長の仕方は違うのでしょうけど、申し訳なく思います。

1・2年軽量軍団は、他の同じような体格の子と良い練習をしていました。問題は来年にこの日にやった子と同じような練習ができるかどうかです。圧倒されるのかはたまた圧倒するのか。今はどちらもパワーがなく同じような戦いでしたけど。

そして本日、大阪商大高校へ。

今日は、ニュージャパンの生徒も来ておりました。森安先生の話だと大阪の中学はよく来てくれるそうです。

私も目が行ってしまったのは、上田君と森岡君との対戦。昨年はランクの試合では上田君が勝ち、本選は秀吉が森岡君に勝ったので対戦はならず。秀吉も残念ながら決勝で上田君に負けてしまいましたが。

森岡君、身体の線が太くなっておりパワフルになっていました。90マイナスまではいかないだろうけど。上田君も81㎏に上げているので。

結果は森岡君が圧倒。中学と高校の練習量の差は違うのですね。秀吉君は上田君を圧倒できるかな??

さすがに上田君。高校生を相手に引けを取らない練習をしていました。最近中学生と高校生の差は大きくなかなか高校生を投げることはできません。剛でも同じ階級の相手と練習してもほとんどやられていたので。

拓未の頃なら高校生を相手でも投げていたんですけどね。

この日は、ようやくと言ってもいいぐらい夏っぽい暑さとなりました。体調も心配しましたが、本立ち稽古で立てない者もいましたので大丈夫のようでした。

商大高でも京都学園でも途中は違っても最後は同じようなことをしています。GSなどの苦しいときに自分を奮い立たせ相手をしとめる稽古。大きな声を出すこと・一番の得意技を力強く出すことです。私立の中学や強豪高校ではそれができる。選手の意識も高いことがあるのでしょうが。

MTではやらされている感がありすぎる。言えば言うほど声が出なくなっていく。全中出場すると口に出して言うものはいないのだから仕方がないのか・・・。賢いバカになってほしいのだが。

出稽古もあと残すは3回。通常稽古は6回。最後に調整練習を1回残すのみとなりました。

私も頑張ります。