マルちゃん R-1

MTとして参加できる唯一の全国大会であるマルちゃん杯。中学部ではなかなか太刀打ちできず、今年も一回戦突破を目標に参加をしてきました。

今年は、小学部はチームを組めず不参加。全体的に見ても参加チームは減っている。

メンバーは、前から錦・虎丸・友海・琥次郎・誠。まずまずの大型チームとなりました。先鋒錦で取って逃げ切りたい。そんな感じのチームです。

初戦は、T塚さん。手の内はよく知っている。私は実は知らないけど。なんせ小学生のことは本当に知らないので・・・他県だし。

先鋒錦の相手は小さい。それでも錦・・・もたもたしている。内股はすかされそうだし。私の「大外でいけ」の指示にすぐ大外に入るも下手したら返されそうでしたが、一本勝ち。

次が問題の虎丸。なんせ強い弱いがはっきりしていてダメだと思ったら本当にからっきしダメになる。でもここはしのいで引き分け。

友海の相手は、軽量級だが相手のエース。MTではきっと誰も勝てない。内股で技ありを取られ抑え込まれそうになるも何とかしのぐ。その後は技ありのままでこらえる。２分ということが大きいとは思いますが、よくこらえました。

琥次郎は、あまり練習してなさそうな相手。でも琥次郎も仕留められない。一本勝ちをしたが、これではこの先はつらい。

誠は、得意の・・・巻き込みで一本勝ち。

勝った者より負けたり引き分けた者の方に成果が見られた試合でした。

次は奈良のK日さん。ここもよく練習で一緒になります。よく鍛えられておりなかなか強いです。

錦は、試合や練習でやられているH君と対戦。分が悪い相手でしたが、「錦が取れないとうちに勝ちはない。負けてもいいから取りに行け」と指示。一回戦とは見違えるぐらい強気で攻め(行けるだけでたいしたものなんです。本当は)、内股が決まり技あり。

次は双子？兄弟？もう一人のH君。虎丸にとってはとても荷が重い相手。

でも今日は違った。

相手は焦って攻め方がちぐはぐだったが、虎丸も技に入りそれが効果的だった。殊勲の引き分け。

次の友海の相手も強い。引き分け狙いでもよかったけれど、友海にはそんな器用なことはできそうにもないし勝負！払い腰を入るも今風の横に崩し倒す返し技で技ありを取られる。もう一度入ったところにも同じことをされ一本負け。正直、技を打てるだけで大したものだと私は思います。

琥次郎の相手は十分に勝機がある。しかし、相手もそつがなくうまい。やはり仕留めることはできなかった。

誠の相手は同学年だがなかなかいい柔道をする。きっと相手も向かってくるタイプだから、引き分けの決着はないとみていました。まだチャンスはある。しかし、まだまだ左組相手には効果的な技もなく左組の動きにも対応できなかった誠が仕留められた。

よくて3-0、悪かったら5-0で負ける可能性もあると思っていました。勝てなかった相手を錦がとり、焦る相手を虎丸がしのいだ。さらに相手が焦るの見られ、団体戦の妙味を味わえた試合でした。

選手の力は出せたし、実際の力も測れました。K日さんも次に報徳に敗れました。まだまだ力不足です。しかし、計算ができるようになりました。精神面で負けたり、訳の分からないことをして負ける。そんなことがなくなってきた。ここは評価したい。今のMTは本当に弱いけど、彼らなりの成長が見られてよかったと思いました。

さあ、これからは全中に向けて全力疾走をします。今後の予定はざっと

金光籐蔭・守山・滋賀県強化練習会・宝塚・天理合同練習会２日・守山2日・桂・星光となっています。

１日に三島地区、8日に北河内地区の予選会があります。まずはここからですね。