最悪の錬成
本当はもっと早く書かなければいけなかったのですが、なかなか時間が取れなかったもので・・・。確かにちょっと忙しかったのですが、時間が取れなかった最大に理由はゲーム。やっている途中で力尽きて。
先月、26日27日に行われました修道館で行われました練成会。
人数的には前回より楽になったのですが、今回は秀吉のような核がいない分心細い。錦は軽いし、琥次郎や誠もまだまだ。
今回は石川先生と卓先生が来てくれたので二人に女子を任せ、私は男子を見ました。
女子は今回はCリーグで参加。割と勝てたようでやる気を見せていたようでした。
男子は、Bリーグで参加。この錬成も年々参加数が減ってきているように感じる。Bリーグの中でもけっこうチーム力に差がある。
でも、勝てない。錦以外誰も勝てない。誠や琥次郎は投げることができない。恵之涼はまだここでは戦えない。虎丸は、精神面が弱すぎる。友海は動きやバランスが悪くあと一つ追い込めないし受けはもろい。錦も調子が上がらず負けることが多い。
誠と琥次郎はリーグ戦の中で肩を負傷。強く投げられたり変な投げられ方をしたわけではなく、自分の投げ技で負傷してしまう。
重量級の二人を欠いたので午後は、Cリーグ参加チームと対戦する。そんなときに好花が頭を打ち意識を失い救急搬送された。石川先生が来ていたので好花のことは任せて、男子も早めに切り上げました。
二日目
琥次郎と誠ができないので、メンバーは錦・友海・虎丸・一晟・恵之涼。さすがにきついのでCリーグに変更してもらう。この日はさらに参加チームが減りMTが参加したリーグは3チーム。2回ずつやって終わろうということに。
さすがにCリーグでは一晟と恵之涼以外は強かった。一晟と恵之涼は互角の勝負ができた。
でも一晟は1試合しただけで大量の汗をかきふらふらになっている。夏場の練習では2回に一回は気分が悪くなり、この前の比叡山でも打ち込みで倒れそうになっていた。少し体力がなさすぎる。病気とかでなければよいが・・・
虎丸は、黒帯の相手に何もできずにではなく何もせずに負けていた。これがある限りどうしようもない・・・。計4試合のリーグが終わらないうちに卓先生がやってきた。
「優良が倒れた」と。
行ってみると、呼びかけても何も反応がない状態でした。何度読んでも反応がないので救急車を要請。救急車を待っている間、救護の先生が「脈が取れない」と言い始めたので、私もあわてて心臓マッサージを行う。すると今度はからだが痙攣。
大丈夫か!?
結局、好花も優良も脳の異常はないとのことですぐに帰ることができました。何事もなく本当によかった。
でも今回のことは深刻に受け止めなくてはいけない。これだけけがが多発し2日続けて救急車で搬送されるなんて。
けがは防げるものではないしたまたま運が悪かっただけかもしれない。好花や優良は小さいので頭から落とされてしまうかもしれないけれど、それだけではないはず。後遺症が出たら運が悪かったでは済まされない。
近年MTとしてチーム力は低下しているが、弱いだけでなく試合もできないほどの技量と体力なのかと思ってしまう。
激しい攻防ではなく自分の技をかけて倒れこんで肩を負傷。相手の技をしっかりと受け止められず頭から落ちる動作をして負傷。
考えられる要因があるなら対策をしなくてはいけない。負傷者に対しては勝つことより自分がけがをしないようにさせなくてはいけない。
一番レベルの低いところでは、あきらめたり途中で力を抜かないようにする。おそらく優良はこのレベルだ。
技を入る時に頭を下げるような姿勢にさせない。これは頸椎負傷の予防ですが、手を離すという動作は受け身動作が遅れてしまう。
受け身も見直した方がいいかもしれない。受け身をするときに力を抜いているのかもしれない。技に対し最後まであきらめない気持ちがあれば強打はしなかったかも知れない。
体幹と頚部の筋力強化もしばらくはしたい。
琥次郎と誠には倒れこむ技も禁止したい。勝つことよりもけがをしない方が大事だから。
柔道はこわい。