ミスタートンの思い込み

ミスタートンが、日々の思ったことをぼやきます。愛車については語ります。

2018卒業イベント

全ては今日のためでした。私がひと月前からトレーニングを再開したのも。

身体に疲労を残さないために筋肉より関節や筋肉の付着部の痛みがなかなか取れないので5日前からトレーニングをやめているのも。

そう 全ては今日のために・・・・

2日前淀川河川敷にて恒例の卒業BBQ。秀吉父のスペシャルな料理も食べ納めかと思うと寂しい。イベント番長の平田さんも巨大鉄板で大量の食材を調理してくれた巽さんも卒団していったので仕方ないと言えば仕方がない。

今年はその巨大鉄板がなくなり私もとうとう仕事場がなくなりました。ですので適当に食べて適当に手伝い適当に遊びました。

晴家ファミリーの八面六臂の活躍だけでなく保護者の方々もかいがいしく手伝ってくださり当然のことながら何の問題もなく終えることができました。

また、久しぶりにBBQの日が晴れました。最近は撤収間際から降り出すことが多かったので。当日は寒いと予想されていましたが、日が当たると暑いくらいでした。顔も焼けたし。

切り盛りしてくれましたU先生一家、保護者の皆様おおかげで今年も素晴らしい卒業BBQができました。ありがとうございました。

でもこれはプレリュード。

本番は今日。

卒業生がお世話になった先生方に「お礼参りをする」あれ。私もこの時期が近付くと3年生たちとは練習はせず、当日の楽しみに取っておきます。まあ、最近はだれとも練習そのものをしないのですが・・・。

今年は、相手は秀吉一人。逆に先生連合でまわせそうだ(笑)。ちょうど和歌山時代の教え子が、顔を出してくれたのでウォーミングアップがてらに相手をしました。

二人とも女子。一人はMTの卒業生の眞美。柔道名門校へ進学しましたが、なじめず退学。今日久しぶりに見ましたが、茶髪に染めてそれなりに元気そうだ。わざわざ来てくれてうれしい。

もう一人は、今女子柔道界で旋風を起こしているM島高校の帆乃香。長身の恵まれた体格と思いっきりの良さが特徴です。眞美に連れられてですが、練習の後和歌山から来てくれました。千華と明来も眞美に呼び出されておりました。いつもいつも大変です。でもそういう機会も大切です。来てくれてうれしいです。

さていよいよ対決の時。所詮73㎏級ですので体格とパワーで圧倒されることはないと思うのですが、相手はどんどん力をつけてるししょっちゅう筋痙攣を起こしていた過去から考えると瞬発力とパワーはありそうです。なんせこちらは50目前の初老ですから。パワーを抑えれても切れのある動き技にはきっと対応できない・・・・

そんなことはどうでもいい

とにかくやろう!

卒業練習。私は一切手を抜かず本気で相手をします。

お疲れさまでした。ぼこぼこにはされず、まだ何とかやれました。内容について言いたいことはあるけれど、まあもう高校でやってくれ!

秀吉の学年はもともと少ない学年で、秀吉が来なければ生徒は一人でした。私が中学を見るようになってから3年目、唯一の同級生暖和がMTをやめ移籍。その後も拓真・陽夏・敦士らがやめていった。様々な理由はあるにせよその大半の原因を作ったのが私です。秀吉はなかなか喜怒哀楽の表現をせず顔を見たら少しは笑ったり怒っているのが分かりましたが、だいたいは嫌そうな顔をしてやっていました。でもなんか辞めそうな感じはしませんでした。本当に最後まで頑張ってくれてありがとう。

秀吉を初めて見たとき(は言い過ぎかな)に特異なセンスの持ち主であることは感じました。果たして私がそれをうまく伸ばせて行けるかの自信はありませんでした。しかしその心配の甲斐なく、最初から持っている者はしっかり自分で伸ばすことができるようでした。

良いものは持っていましたが、信じられないぐらいもろい面も多くありました。

総括すると気持ちの弱さ。左組も苦手。背の高い相手もちょっとダメ。攻勢に出てこられるとダメ。相手に頭を下げられてもダメ。そもそも受けがダメ・・・etc

でもそれらをすべてひっくり返す技がある。高校の出稽古ではダメでしたが、中学生相手ではほかの指導者も技の切れには目を見張り「あの子強いね」。練成会では強かった。藤田君にはだめでしたが・・・

1・2年ではその気の弱さが多く出て成績は残せませんでした。柔道に対しては嫌気は出しませんでした。最上級生の3年になってからは、「イヤ」ということは言わずに(顔には出てましたが)声は出さないけど積極的に柔道に取り組んでいました。適当に私をあしらう術も身に着けていたようですし(笑)。

いろいろなことを覚えようとし、なぜか先輩からも可愛がられ、器用貧乏なところもありましたが覚えるのは早かったです。

最後の最も肝心な試合では一番を取らせることができませんでした。とれるだけのものはあったのに。でも滋賀県のM山のN君やT上のE君には一度痛い目にあわされたけど、最後は互角以上になったからな。これには秀吉も納得していると思います。

高校でのことはもうタッチできないしどうすることもできないけど、けががないように祈ります。中学時代けががなかったことも成長の要因です。低い背負い投げには気を付けてほしいと思います。膝を壊しやすいので。

あまりしゃべらないくせになぜか先輩には可愛がられるようです。かわいがってもらってください。

内に秘めた「柔道ラブ」。その熱い思いを燃やし続けてほしいと思います。

たくさん怒られた記憶しかないと思いますが、本当に柔道を続けてくれてありがとう。秀吉には私も多くの期待を寄せることができました。また暇なとき余裕のある時でいいからMTに来てください。

卒業おめでとう!