ミスタートンの思い込み

ミスタートンが、日々の思ったことをぼやきます。愛車については語ります。

新しいものを得るには古いものを・・・

今年、一念発起して新車を購入することに決めました。

 

もう5年ほど前になりますか、和歌山に行ったときは父の形見の黒いギャランを持っていきました。車庫入れでバックした時にトランクを大きく破損し、縦にえぐれた傷ができトランクも閉まらなくなりました。それでもしばらくは走っていましたが、10年を超えた車体で車検時に「タイミングベルトを交換をした方がいい」とのことで、代わりの車を探しました。

何しろお金がなかったので和歌山の柔道場の生徒のお父さんに「コミコミで50万でお願いします」といってきたのが、現在乗っているデミオ

純正のアルミホイールとマッドガードがついており、エンジンルームにはタワーバーがありました。そのせいかハンドルのレスポンスが良く、ギャランと同じようなハンドル操作をすると大きく揺れて焦りました。エンジンの吹けもよくエンジン音も案外静かでした。高速で走るとやはり音はうるさく、燃費も12~3km/ℓ程度と今のコンパクトカーと比べると伸びない。今年13年目を迎えるという車体は、運転手が0.1トンオーバーで80キロ台の生徒を4人乗せるなど過酷な状況に悲鳴を上げているのか、ブレーキの鳴りや段差でのボディの軋み音が出ています。また、純正のパネル一体型のオーディオが取り外せず新しいナビやオーディオが付けられないのも難点でした。

で、いよいよ新車購入と思いついたのです。が、サラリーマンとなり安定はしましたがとにかく薄給。ローンが組めるかも心配でしたが、日銀マイナス金利政策のおかげで何とか審査も通りました。

選んだ車はフィット。それもハイブリッド。これが欲しくなってからはネットで見積もりをしたり、中古車を検索したりして欲求を抑えていましたが、姪っ子がフィットハイブリッドを購入しとうとう抑えがきかなくなりました。

でもまだまだ走れるデミオさん。モデルチェンジも2回しているけどけっこう同モデルも走っている。和歌山在住時代の象徴。ハンドリングもよく走っていて楽しい。ポータブルナビも自分でつけたりしたので愛着もあります。洗車はあまりしていないけれど・・・。できれば誰かにもらってほしかったけど、引き取り手は現れませんでした。

長い間ではなかったけれどありがとう。人生の変換点の思い入れ深い車でした。

 

 

斎藤和義の「それから」っていう曲が心の中で流れています。

その昔 母親に言われたんだ 一つ手に入れるときは

ひとつふたつ 手放さなくちゃ 本当の幸せなど来ないよ